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Vol.13
子どもがいて、私たちがいて、「似合う家だなあ」と思います。「 あ~なんか幸せだな~」って感じられる雰囲気のお家だな~って。
福岡県久留米市 F様邸(2011 年12月完成)
ご主人 「家を建てよう」っていう計画は、早かったですね。
奥様 早かったねー。すごく早かったね。決める2 年以上前ぐらいから、もう考えてましたね。
ご主人 だから、家はいろいろ見ましたね。
かなり見たました。モデルハウスも行ったし。
奥様 建売りも見たしね。
ご主人 10 ヶ所っちゃ言わんやろうね。総合展示場にも行ったし。
奥様 ほんとによく行きよったね。
ご主人 最初は「こういう家にしたい」ってイメージはなくて、「どんな家があるのかな」っちゅうので。
いっぱい見たけんが、「ここのこういうのがよか」っていうのを組み合わせて、考えていった感じやったですね。で、ホームラボに辿り着いたのは・・・
奥様 わたしがなかなかね、「ほかのハウスメーカーじゃローン組みたくない」っていうか(笑)。「価値観」かな、なんか。
ご主人 ホームラボを知ったのは、自分が行ってた床屋の店長さんの友だちがホームラボで建てられてて、「えらいよか」っていう話で。そこで「ホームラボ」の名前を初めて聞いて、ちょうどいろいろ家を見に行ったりしよった時やったけん、「じゃあ、ホームラボにも行ってみようか」
って、行ってみたのが最初ですかね。
奥様 いちばん最初は、大牟田の完成見学会でしたね。
ご主人 実は、その時は別の会社で話が進んどったんです。でも土地はまだ決めきらんで、見積りはその会社で決まってきよったんですよ。けっこう細かい打ち合わせまでしとったとですけど、その時点であんまり気に入っとらんかったんです、なんとなく(笑)。
ユニットだったんで「ここだけ広くしたい」って要望を出すと、他のところも広くなって、えらい金額が高くなったりして、融通がききにくかったとですよ。
だけん、「いまいち上手く行かんなあ」って思っとって、「じゃあ実際はどうなるか見てみようか」ってことで、その会社の自分たちが考えてた間取りと近い家を見学に行ったんですよ。で、「ああ~」っちゅうてですね(笑)。
奥様 テンション下がったね(笑)。
ご主人 図面で見とったのより「意外と狭い」って感じたんですよ。で、じわーっと断る方向になって(笑)。そん時にホームラボも一緒に考えよったんですけど、ホームラボさんとは間取りのこととかは全然話をしとらんかったんですよね。ホームラボの担当の営業さんも、あんまりぐいぐい来る人じゃなかったけんですね(笑)。えらい「自由」っちゅうか、「そろそろどげんですか」って催促もなかったけんが(笑)、ちょっと「半野放し状態」って感じやったからですね(笑)。で、土地がなかなか決まらんで探しよったから、よさそうな土地を見つけたらホームラボの担当さんに電話して、「調べとってください」って(笑)。
そういうのをずっとお願いしたりしよったんですけど、結局、最終的には自分で見つけたとこにしたとばってんが(笑)。家を決めもせんで土地ばっかり探せって言うて、ちょっと悪かったかなと(笑)。そいでもホームラボの方は嫌な顔せず「いいですよ」って、えらいよくしてくれらしたけんが、なんか「ホームラボってえらいいいとこやね」って思いながらですね(笑)。
奥様 そう。逆にそのペースがけっこう好きやったけど(笑)。
ご主人 だから「家を建てたい」って思ってから土地探しだけで2 年ぐらいかかったとですよ。土地を見つける間も、間取りとかはいろいろ考えよったんですけどね。いろんな家を見に行って、いいところを見つけたり、雑誌とかにいっぱい載っとる間取りを参考にして「ここのこれ真似しよう」とかそれはおれがほとんど1人でしよったね。
奥様 うん。
ご主人 夜な夜な、パソコンで。
奥様 で、私がダメ出しして(笑)。
ご主人 ダメ出しくらってはまた考え直すみたいにして、土地を探しよる2 年間、間取りもずっと考えよったんですよ。で、ホームラボは、そうやっておれたちが考えた間取りプランをえらい反映してくれるところだったんですよ。
奥様 ホームラボの見学会で実際にホームラボの家を見てからは、絶対ホームラボ以外は考えられんやったもんね。ほんとですよ。
ご主人 お互い意見が合いましたもんね。見学会も10 何軒行って、なんか、ホームラボの「家の雰囲気」が気に入ったとですかね。
奥様 「雰囲気」!「 雰囲気」です。もうなんか、こういう雰囲気に惚れてしまった(笑)。あと、予算かな。
ご主人 家の「性能」も、気密性とか断熱性とかもこだわってるっちゅうことで、「よかな」って思っとったですしね。
奥様 やっぱり、家のナチュラルな感じの雰囲気がよかったですよね。
ご主人 間取りは、何回かやりとりさせてもらったですね。
光のこととか、いろいろ専門的なことを設計の方に聞いて、アドバイスをもらって。実用面でも「実際住んだ時はこうがいいですよ」ってアドバイスもらったりとかしてですね。
間取りでこだわったのは、キッチまわりの「動線」っちゅうか、対面キッチンにして、洗面、風呂とぐるっと回れるようになってるんですよね。嫁さんとかが家事をスムーズにできるような感じで。まずはそこを押さえて、リビングは広くとって、リビング・ダイニング一体みたいな感じにしたかったんですよね。
あとは1 階に和室が欲しいっていうのと、2 階に寝室と子ども部屋2 つと、収納。
あと、ホームラボの見学会でうらやましかった「吹き抜け」ですかね。担当してくれた営業さんも、けっこう良くしてくれたと思いますね。2 階は担当の方にだいぶ変えてもらったからですね。収納とか、ちょっとした書斎のスペースが欲しかったとけど、自分の頭じゃ、どげんもならんやったけん「しょうがないかな」って思っとったら、担当さんが「空間のマジック」みたいにしてプランを作って来てくれたとですよ(笑)。「あーできるもんやん!」って、「魔術師が書いてきたばい!」っていうて(笑)、「これでいこう!」ってなりましたね。
1 階は8 割9 割が自分が考えたプランでやってもらって、2 階は8 割9 割を担当の営業さんに作ってもらった感じですね。
最終的には、えらい気に入ってますね。もうとにかく土地を探しよる時間が長かったけん、そん時に間取りを考える時間がえらいあったけんですね。楽しいことやったし、ほんと「趣味の一環」みたいな感じでしよったけんが、あんまりつらくはなかったですね(笑)。
付き合わされた担当さんは、つらかったろうばってんが(笑)。
ご主人 完成したのが12 月やったとですけど冬はすごいよかったですね。床暖房をいれとったけんが。
奥様 すごいよかったねー。
ご主人 床暖房は、どっちかっていうと「後付け」やったんですけどね(笑)。
仕様の変更とかあって、予算的に「ちょっと余裕があるな」ってなって。で、床暖房が気になっとったし「子どものためにもいれたい」って嫁さんも言いよったけん、「じゃあ、いれようか」ってことで。
床も杉の「うづくり」で、そげん寒くならんですもんね。厚みもあって、しかもやわらかくてですね。アパートの頃とはぜんぜん違いますね。
奥様 床暖房は、ほんとよかったです。
ご主人 施工中は、夜勤が終わってから自分はずっとここの現場に通いよったんですよ。ほぼ毎日来て、にやにやしながらずーっと見よったんですよ(笑)。で、入居前の見学会でここを使ったことがあって、その時に初めて床暖房を入れたんですよね。
見学会は6 時ぐらいに終わったって聞いとったんですけど、その日も夜勤が終わって、夜中の3 時頃に見に来たんですよ。そしたら「ふわあー」っと、ぬっかったけんですね。6 時頃に床暖房は切っとったのに、「こげんずっとぬっかったい」って思って。
「やっぱ床暖房はよかねー」って、引き渡しを楽しみにしとったんです。
で、12 月に引き渡しがあって、実際に住んで床暖房を使いよったんですけど、なんか、あんましあったかくなかったんですよ(笑)。
奥様 ちょっと、「期待とは違うなー」っていう思いが(笑)。
ご主人 でも、その事実を認めたくないけん、「やっぱぬくいねー」って言いながら(笑)「おかしいなー、こんなもんかー」って思いよったとですよ(笑)。そしたらある日気づいて、もとのスイッチが入っとらんやったんですよ(笑)。「あら、これ入っとらんばい!」ってスイッチ入れたら、えらいぬっかったとですよ(笑)。だけん、逆にいうと、床暖房を入れんでも、ホームラボの家はそこそこぬくいんですよね(笑)。
奥様 スイッチ入れたら、ぜんぜん違いましたね(笑)。
ご主人 ホームラボの印象は、とにかく「こっちのペース」っていうか、自分たちが好きなように出来た感じですかね。
結構自分でぐいぐいやりたい方やったけんが自分にはそれがよかったとばってんですね(笑)。
あんまり自分でしたがるけんホームラボさんからは「好きにさせとこ」みたいな感じで、野放しにされとったかも分からんばってん(笑)、「自由にさしてもらったなー」って思いますね。
で、自分は間取り担当で、カーテンとか内装関係は全部、嫁さんに任しとったけんが。
どげんやったですか?ホームラボの人は?
奥様 みんな「ほんわか」してましたね(笑)。やりやすかったね。
ご主人 うん、やりやすかったね。照明とか壁紙の種類とか、決めんといけんことがいっぱいあったんですよね。「そんな細かいのまで決めんといけんのかい」って(笑)。でも、そういう細かいのを決めとかんと、後で気に入らんとか出てきそうな気はしますね。だけん、「イメージしとったことの実現率が高い」っていうか、「思った通りになったな」っていう感じですよね。他のモデルハウスとか見に行くと、「この窓の枠の色が嫌」とかあったけんですね。それを考えると、パワーは使ったばってん、細かいところまで決めといて「よかったなー」って。
カーテンのレールの色とか、ほんと細かいとこまで決めたけんですね。「2、3 回つくらんと、納得した家はできん」って言うばってん、ほぼ納得、満足ですね。まあ、2 階の寝室のコンセントの位置とか、ちょっと心残りのところはあったばってん(笑)。でもまあ、「ようそれぐらいですんだなあ」って思って。あとはもう、全部完璧なんですよね。「時間かけただけあったな」と思ってます。
ご主人 嫁さんが言いよったことで「ああ、そげんやね」って思ったんですけど、いろんなハウスメーカーあるじゃないですか。
例えば、安いところもあるし全国区のメーカーみたいに高いところもあるばってん、大事なのは「どんくらい自分が金ば出す気になるか」っちゅうとこなんですよ。「2 倍の値段がする家が、2 倍気に入る」っちゃ限らんじゃないですか。
500 万の家の満足度が50 として倍の1,000 万の値段の家が満足度100 いくかっていうと、たぶんいかないと思うとですよね。だけん、値段と同じぐらい、またそれ以上に「どこまで気に入るか」が大事かとですよね。
「この家なら、こんくらいの金ば出す価値があるかどうか」っちゅうとで、ホームラボがいちばん良かったんですよ。ホームラボはバランスがえらいよくて、「この値段でこんだけ作ってくれるんだ」っちゅう満足の結果になったですよね。人それぞれの価値があるっちゅうことやろうから、いろいろ見て、「ここの家ならローン払っていってもいいな」って思うところば探すことが、大事かなあ。
よか家ば建ててもらったけん、そいならちょっとローンば返すために「仕事とかもがんばろう」っちゅう気にもなるし。仕事でがんばって「帰ってきたい家ができたね」っちゅうことですよね。
ご主人 「家を買う」っちゅうのは、ローンを組まんといかんけん、不安がつきもんですよね。じゃあ、家を建てたら「不安と共にずっと過ごしていかなんか」っちゅう話になると、「やっぱそうじゃないな」って、実際に住んで思ったんですよね。というのは、とにかくもう、えらい気に入る家を作ってもらって、「ローンもあるけど、この家と家族を守っていくために仕事をがんばらんとね」って思うようになったんですよね。
そういう面でも「プラスの方に考えを傾けていかんと」ってうか。そうなった時に、そういうのは「やっぱ幸せかな」って思いますよね。
仕事もなんか、なんとなくしよったわけじゃないばってんが(笑)、家を建てたらローンも払っていかないかんけど、「ローンも払いたいって思う家」を建ててもらったし、「仕事が終わったら早く帰ってきたい」って思うような家やけん、「ちょっとぐらい危機感があった方がいい」じゃないですけど(笑)、仕事にやりがいが出ますよね。この家も手放したくないし。家族も不幸にしたくないし。
責任とかですね、身のしまるような感じもします。
仕事を続けてれば、ローンも返せるし、家族もみんな好きな家で過ごせるし、それが「幸せにつながっていくのかなあ」と。
奥様 子どもがいて、私たちがいて「似合う家だなあ」と思います。「あ~なんか幸せだな~」って感じれる雰囲気のお家だなーって思います。
ご主人 「あったかみのある」っちゅうかね。
奥様 なんて言うのかなー、木の感じと光の感じかな、バ ランスかなー。すごくいいですよね。
ご主人 いろいろ見よったら、冷たい感じの家とかあったもんね。
奥様 シンプルなだけに個性が出せる。
ご主人 ホームラボさんとの打合せとかも、けっこう楽しくできたからですね。ドアの種類とかクロスの種類とか、嫁さんが決めるのが早い方やったし、いろいろ提案してくれるホームラボの人も若い人ばっかりやったけんが、バシッとはまって、滞りなく、楽しく。
奥様 うん、それは若い人でよかったような(笑)。
ご主人 面白かったもんね。
奥様 「こうしたい」っていうのが頭の中にあったけん、早かったよね。
ご主人 間取りは自信があったばってん、クロスとか選ぶのは、がばい苦手なんですよ(笑)。
奥様 あと、ホームラボ以外は、家を見た時にわくわくしなかった(笑)。
ご主人 自分も、嫁さんの反応を見ながら決めよったとこは多いにあったけんが(笑)。かなり顔色を見ながら見てまわりよったですけど、やっぱホームラボで話をしよる時が、ぜんぜん違ったけんですね。「これはここで決まりかな」と(笑)。嫁さんにインタビューしてもらった方が良かったかな(笑)。
奥さん ははははは(笑)。
ご主人 もう1 回やり直しますか(笑)。