スタッフ研修で徳島県神山町に行ってきました!

2024/09/30

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9月25日(水)・26日(木)でスタッフ研修で徳島県徳島市と神山町に行ってきました。メンバーは役員と営業スタッフと人事担当の7名。

 

実は神山に研修に行くのは、2回目。1回目は昨年の5月。主に、まちづくりについて学びました。神山は人口約4600人ほどのまち。なぜそんな町に研修に行くのか?

 

一つは、町の大小は違えどこれからは人口が減少していきます。久留米を中心とした筑後エリアもそうです。そんな中、今よりもっと早く人口減少が始まっていたのが徳島県神山町。

 

そこで、人口を増やす、維持するためにさまざまな取り組みが行われています。例えば、東京に本社オフィスのある会社のサテライトオフィスを誘致したり、町の空き家を利用して個人でやっている若者にお店を出してもらったり、ふんだんな自然があるのでそこを利用してもらえるアーティストを呼んだり。そして、昨年には「神山まるごと高専」日本のスティーブジョブズやビルゲイツを作る!という高専ができました。そこに出資しているのは名だたる企業ばかり。

 

ここに書いてしまうと、さも簡単にやっているようですが、ここまで来るのに何年もかかっているとのこと。そして、スタートは民間が始めたそうです。

 

もちろん、私たちが住む久留米市を中心とする筑後エリアとは状況も全く違います。

 

ただ、「愛されつづける家でまちと家族を豊かにする」をコンセプトとするホームラボとして、これからこの筑後エリアに人が住みたい!住みづつけたい!と思ってもらえる町にするために、家づくりをしている我々だからこそできることがあると考えています。それを実際の神山町に行き、そこに暮らす人々と話を聞き感じることがこれからの未来につながげるために研修を行いました。

 

前段が長くなりましたが、研修当日のことを少しご紹介していきます。

 

初日は、徳島県徳島市にある誉建設様へ伺ってきました。

 

誉建設様は社員(16名)の半数以上が大工さんという会社。鎌田社長の中にある大きなビジョンを誉建設様1社で成し遂げるのではなく、地域でそれが得意な人や会社と協力しひとつひとつ形にされていました。

 

社長の中にあるビジョンのうち何割ぐらい達成していますか?とお聞きしたところ、まだ6割程度とのこと。

 

会社の事業のあり方、そして、会社として地域に何ができるのか、を考え続けることが大切だと。やはり、企業は利益も出さないといけないけれど、そもそも必要とされなければいけないと感じました。

 

 

誉建設様のグループ会社が作っているオリジナルキッチンを見学

 

 

宿泊は、神山町にあるWEEK神山

夜は神山クラフトビールをいただきながら、みんなで食事

 

 

2日目は、すだち狩りからスタート。

みんな、無心ですだち狩をしていました。雄大な自然のなかで体を動かす!?ことは頭のリフレッシュにもなりとてもいい経験となりました。

 

 

すだち狩りのあとは、神山町のメインストリートへ

 

写真の建物は「えんがわオフィス」と言われて、古民家を改修したオフィス。

東京に本社のある映像関係の会社がサテライトオフィスとして利用しています。

 

 

2日目の午後からは、参加者全員でこれからのビジョンについてのセッション。

まずは、自分の「仕事」「プライベート」のこと。みんなそれぞれ付箋に書いて貼っていきます。

 

 

次は、社会やユーザーの変化、社内について

ひとりひとりが真剣にとりくみさまざまな意見がでました。

ここで出たことを久留米に戻りさらにブラッシュアップさせていく予定です。

 

 

最後は、神山ビールをお土産に買って終了。

 

 

二日間で多くの方にお時間をいただきありがとうございました!

今回研修を組んでくださったリレイションのみなさまありがとうございました。

 

 

今回の研修内容も活かして、久留米・筑後エリアで必要とされる会社になるためスタッフ、会社ともども邁進してまいります。

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