Long Life Design
見た目と機能美
両方の美しさを兼ね備えた
時代に左右されない家。
私たちが家を通して考える「豊か」とは
美しさ、心地よさ、お金のバランスが取れた状態を基本としています。
ホームラボの家は、そのすべてを満たす暮らしを提供したいと考えています。
そのような家を設計するために私たちが大切にしていることをご紹介します。
Long Life Design
見た目と機能美
両方の美しさを兼ね備えた
時代に左右されない家。
家の美しさを決める要素に「調和= プロポーション」があります。
屋根の高さ、軒の深さ、窓の位置等、一つ一つは小さなことでもその小さなことの関係性で家は構成され美しさも決まります。私たちは家の美しさをいくつかの定義で構成しています。
矩計(かなばかり)とは家を横から見た際の高さ・仕様を示す図の事をいい、高さのプロポーションを決める事はもちろん、家全体の構造を明確に示します。
昔から「矩計が美しい家は美しい」と言われるほど重要な要素で、時代が変わっても家全体のプロポーションを決める為に大切な図となります。
深く、大きな軒は家全体を包み込み見る人に優しい印象を与えます。
また、屋根の延長としてのデザイン性もありますが、雨や夏の強い日差しから家を守るという役割もあります。地域によって太陽高度が異なり福岡県で夏は約80 度、冬で約33 度の高さに太陽が昇ります。この数値を元に軒を設けると、夏は日差しを遮り、冬はあたたかな光を室内に取り込むことができます。
近年、天井は高いほうが良いという傾向がありますが、本来は高い天井と低い天井を一緒に設けることが住まいを豊かにします。温熱環境の側面から考えても高い天井=広い空間は電気代や天井と床の温度差などいくつかのデメリットがあります。全室高くではなく低い天井は落ち着く空間として、その対比で高い天井で開放的な空間を設けることが大切です。
1 階と2 階を結びつける吹き抜けも有効な手段の一つです。ホームラボのお家は吹き抜けを設けた際に起き易いコールドドラフト(2階から冷気が落ちる)が起きにくい設計で本当の自由設計を実現します。
日本人は眺める庭に愛着を感じやすいとされますが、最近ではガーデニングやテラスを設けたりと使う庭が主流となっているようです。しかし、まわりを見てみると「庭の役割」を無視した全てを混ぜ込んだような庭、家とのが関係が見えない庭が多くあります。玄関前のアプローチ、リビング前のテラス、バックヤードの小庭、全てその場所での役割があります。どこの、何のためにということをきちんと考えて庭を設計すると、いきいきとした庭の表情が表れてきます。
「間」という文字には時間的な意味と空間的な意味を含む幅広い解釈があり、家ということから見ると「空間=スペース」という意味合いが強く感じられます。私たちは日々の暮らしのを健康的で明るく、やさしい風が通る家で過ごしたいと考えています。それは窓の位置等の開口や間取りの取り方で明るさや風の通りは大きく変化します。また、いつも室内に閉じこもっていては心が満たされません。たまには外でコーヒーでも飲みたい。内外のような中間的な空間があれば、日陰で風を感じながらのんびり過ごす時間、雨の中、心落ち着くひと時に心も体も満たされます。
木は木らしく。石は石らしく。木はまっすぐ伸び、石は積み重なります。その素材のもつありのままの姿を壊す事なく使用することが素材を活かす事につながります。現代では木の表面を見せる化粧板やベニヤ、石風な模様などコスト面等のメリットだけで様々な建材が乱立しています。
たしかにコスト等の条件で全てを自然素材で施工できない場合もあります。しかし全ては無理でもリビングの一部だけ、お客様を迎え入れる玄関だけ、適材適所で自然の素材を上手に取り入れることで家の表情はぐっと変わります。