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ホームラボで家を建て、” 人” に惹かれて、『ここで働きたい!』と思いました。
CLIENT
田中夫妻(福岡県) ※ご主人はホームラボ不動産部のスタッフ!
Staff
井上(ホームラボ新築部門 店長)
読者にわかりやすく家づくりを伝授する企画上の家づくりだったはずが、なぜか本当に家を建てることに!
さらにはなんとご主人がホームラボの社員に!?田中夫妻とホームラボの不思議な縁とは。。。
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井上 久留米のフリーペーパーの広告でモデルになってもらったんですよ。
雑誌の広告って大抵毎回同じ写真が載るので、何か違うことをやりたいということで、家づくりシミュレーションみたいな広告を作ることになったんです。その時ご協力いただいたのが田中さんご夫婦でした。
奥様 そうでしたねぇ。
井上 モデルの件は、どう聞かれていたんですか?
奥様 「家づくりシミュレーションの企画広告を考えていて、年齢的にもちょうどいいし、ぜひお願いします」って。
「もし家を建てるとしたら、どんな疑問を持ちますか」という感じで3 つ程疑問を挙げて、ホームラボさんに応えていただくというような。家づくりの疑問を考えて、それに応えていただくというのがしばらく続きましたね。
奥様 「家賃ぐらいの値段で建つんですか」とか「間取りは自由にできるんですか」とか。実際に展示場に行ったりもしました。
井上 企画のモデルとして月に1 回出てもらってました。
もちろん単なるモデルなので、まったく何も決まってない状態で希望を聞いたりして。
奥さん そうですよね。話を聞いてもらって、実際に図面に起こしてくださって。
井上 ちゃんと設計担当が入ってプランを作ったんですよ。
そのプランを基にキッチンやお風呂のショールームにも行ってもらって。お客様が実際に家を建てる時の流れを体験してもらったんですよね。
奥様 土地も見に行きましたよね。
その頃は、本当に家を建てるなんて全く思ってなくて。
井上 「土地の見方」とか「日当り」とか、ポイントを読者の方に伝えたかったので、それに協力してもらってたんですね。
-何回シリーズだったんですか?
奥様 全部で22 回で、途中出産を挟んだので足掛け3 年なんです。改めて振り返って、そんなに長かったのかってびっくりしました(笑)
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井上 そんな感じでおつき合いさせていただいてましたが、田中さんご夫婦が本当に家を建てたいと思われたのがいつなのかは、私も聞いてないんですよね。その辺どうなんでしょう?
田中 ん~、難しい(笑。
奥様 産休に入るまでは全く考えてなかったですね。
10 回の掲載が終って産休に入ったんですが、その時に「家欲しいかも?」って思いだして。井上さんとお話をするうちに「私達にも建てられるかもしれない?」とか思いだして(笑。
その頃、賃貸マンションに住んでたんですが、下の方や隣の方の生活音が聞こえてたので、私に子供が生まれたら逆に迷惑かけるかもって思ったんです。それと、エレベーターがなくて3 階の自宅までが少しキツかったんですよね。そんなこともあって、主人に「ちょっと家考えてみらん?」って言ったんです。
田中 その辺の記憶がないんですけど、気がつけば進み始めてましたね(笑。
井上 じゃ、家を実際に建てようと思ったはその辺りですね。
奥様 そうですね。でも、何よりも企画で毎月井上さんやホームラボのスタッフの方と接するうちに、井上さんにだったら家を作ってもらいたいって思ってきたんです。それに、企画のネタがなくなってしまったら井上さんとのおつきあいも終るような気がして…井上さんと離れたくなかったんです(笑。
一同 大爆笑
奥様 いいえ!
井上さんからは1 回もセールスされたことなかったんですよ!
井上 私は、実際には建てないのに取材に協力してもらって、ただただ申し訳ない気持ちでしたね。私の記憶では、産休から戻られるタイミングで奥さんからお話があったと思います。
奥様 多分1 月頃、「実はおうちを考えたいので、一度ゆっくりお話しできませんか」というようなメールを送って始まったと思います。
-ホームラボさんで建てると決めていたんですか?
奥様 決めてましたね。ホームラボさん以外では考えてなかったんですが、念のため他の住宅会社を見に行ったんです。でも全然響かず(笑。
-他の住宅会社を見に行ったのは勉強のためですか?
奥様 会社の同僚に「本当にホームラボに決めていいんですか?他の住宅会社も見た方がいいんじゃないんですか?!」って言われて、一応見に行ってみたんです。でも、なんか違ってて。
田中 私もホームラボ以外の家っていうのは考えられなかったです。
-えぇっご夫婦共?!井上さんに全幅の信頼を寄せてたんですね。
奥様 そうですね!本当にそうです!!
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井上 実際に家を建てるのって何かの障害が出てきたり、いろんな事情が相互するので、すぐに再開したわけではなくて、取材を進め出したのは、家が建つメドがついてからですね。
企画は一旦置いといて、今度は、「お施主様」と「住宅会社のスタッフ」の立場でヒアリングから始めました。
今までは、企画のモデルですから一般的な要望を聞くだけでしたが、実際に建てるとなったら資金のことや土地の話もあって。
結局はご主人のご実家の横に建てましたが、当初はご主人のご実家を建て直すという話をしてたんですよね。
奥さん そうです。でもいざとなった時に、お義母さんが建て直しを躊躇し始めたんです。
田中 実家の一部をリフォームをしてるんですが、まだ7 ~ 8 年しか経ってなくて、やっぱりもったいないって言って。
奥さん 家自体は築年数30 年くらいなんですけど、キッチンお風呂トイレなんかの水廻りとリビングをリフォームして間もなくて。。。
井上 お義母さんはとまどい始めたんですね。でも、そういうのってよくある話だと思うんです。一緒に住めて嬉しい反面、思い出の詰まった我が家を壊すことの寂しさもあって、それを含めての「もったいない」だったと思います。そんな時は、どっちの気持ちがより強いのかを考えるんです。「前の家の一部を思い出として取り入れながら建て直しましょう」という時もあるし、「やっぱり建て直さない方がいい」という時もある。それに、お嫁さんである美穂さんとお義母さんで、いい意味で互いに気を遣い合ってたと思うんです。
それぞれの気持ちが分かるからすごくもどかしくて、私一人でお義母さんのところにお話に行ったんです。実際にお義母さんの気持ちを聞かせてもらって、その時の判断は「壊さない方がいい」だったんですよね。
奥様・田中 うんうん(非常に納得)
井上 お義母さんは一人で生活されてる期間が長いので、一人の気楽さというか自由さが心地よさそうでしたし、お友達がたくさん訪ねて来られるのも、お義母さんが一人暮らしで気兼ねしなくていいからというのもあったでしょうし。だから、無理矢理「壊
しましょう」とは言えなかったですね。
でも、美穂さんは建てたいわけだし、「じゃあどうしよう」ってなりましたよね。
奥様 その頃が一番苦しかったです。「どうなるんだろう?」って。でも、スッキリした面もありました。
お義母さんが私達のことをすごく思ってくださってて「自分が我慢すれば」って感じだったので、同居について私達からははっきりと聞けてなかったんです。
だけど、井上さんがお義母さんと話してくださって、しかもお手紙まで書いてくださって、お義母さんの本音を知ることができたんです。スッキリしましたよ。でもやっぱり、家を建てたい気持ちはありましたね。
そこでまた、井上さんが本領を発揮してくださって(笑。
「建て直しがダメなら向かいの車2 台分の土地はどうか」って提案してくださって、「超狭小住宅の3 階建てとかいいよね」って(笑。それからまた、進み始めたんです。
井上 その話は土地が狭すぎて3 階建てでもちょっと無理でしたが、光が見えてきた感じでしたね。
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奥様 今建ってるこの土地は、元々車庫だったんです。
井上 1 階が車庫で2 階がご主人が使ってた部屋で、母屋と渡り廊下でつながってました。
車庫が築10 年で母屋が築30 年だったから、新しい方の車庫を壊す発想はなかったんですが、「車庫を壊したらどうか」ってふと閃いて。奥さんは「そんなこと言えない」とおっしゃったので、私がお義母さんに遠回しに言ってみたんです。そうしたら、すごく賛成してくれたんですよ。お義母さんは、「母屋を壊したくない=家が建たない、息子夫婦の気持ちはどうなるんだ、自分が我慢するべきでは」ってすごく悩まれてたみたいで、その時に私が車庫を壊すことを提案したので、「それは反対しません」ってきっぱりと言われて。
端から見ると築10 年と30 年だったら絶対30 年を壊すだろうって思うじゃないですか。でも住んでるお義母さんにとっては違うんですよね。すぐに奥さんに電話しました。
奥様 えぇ~~っ!?本当に!?みたいな(笑。
田中 私達に車庫を壊す発想がなかったから「すごい!」っていう気持ちでしたね。
井上 話しているうちに閃いたのかもしれないですね。
田中さんご夫婦とお義母さんにとって、「近い距離で別居」っていうのがベストじゃないかって。隣に息子夫婦がいるっていうだけでお義母さんは安心でしょうし、別棟だから音や生活に気を遣わなくてもいい。「キターーーーッ!!!」って思いましたね(笑。
奥さん 母屋は、お義母さんのご両親が建てた家なので、お義母さんのご実家でもあるんです。だからそのままお義母さんの住みやすいように住んでもらいたかったですし。
井上 家族の歴史がありますからね。ご両親の想いや家族の思い出も詰まってるわけで。
田中 多少はありましたが、本音は話してないと思います。
お互いに気を遣って、なんとなく我慢してる感じはありましたね。
奥様 ほんっとに!!
田中 あの時の驚きは未だに覚えてますね!「その手があったか!」って(笑。
奥様 「クリークに囲まれた土地で地盤は大丈夫なのか」と地盤のことをお義母さんが心配されてたので、検査をしていただいて解決しました。それくらいですね。
井上 すぐ隣でガンガン工事しますからね。
お義母さんにとってはいろんな事が心配だったと思うんです。
でも、すごく協力的で、大工さんとも仲良くなって雰囲気のいい現場にしていただきました。息子夫婦のためにいい家を建ててもらいたい。親心ですよね。
奥様 私のミスですが、食器棚を入れるくり抜きの寸法を測り間違えてて、井上さんにすぐ連絡して修正してもらったりとか。
キッチンと洗面台を持ち込みにしたんですが、発注ミスで違うものが届いてしまって、すでに工事が終ってた配水管とか水を落とす位置に合わなかったんです。井上さんに相談したら、工事監督の方に頼んでくれたんですが、工事は終ってるしやっぱりどうにもならないって言われて。
それでも「なぜですか!」って食って掛かってくれて(笑。
こちらのミスにも関わらず社内の方を体当たりで説得しようとしてくださる姿勢が、私達のことを思ってくれてるようで嬉しかったです。今は快適に使っているんですけどね。
井上 まぁ(笑。今回みたいなアクシデントが起きるのが心配ですよね。でも、今回は田中さんとその業者さんの関係がありまして仕方ないですし、その辺は臨機応変に対応していきます。
奥様 だから、他の住宅会社で建ててたらどうなってたんだろうと思います。
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田中 特に思うのが、冬寒くないことですね。
暖房が無くてもいいわけではないですが、暖房を消した後でも暖気が逃げずにずっと暖かいです。
築30 年以上の母屋との差が凄まじく、こちらは快適です(笑。
井上 冬の完成見学会に来てもらいましたよね。
奥様 はい。やっぱり冬でも暖かいところに一番惹かれました。
見学会は真冬だったんですが、1 階と2 階にオイルヒーター1 台ずつでシーリングファンを回して、それだけで家全体がすごく暖かかったんです。
奥様 限られた敷地の中で自分の希望をどう叶えるかっていうのは悩みました。キッチンにしても、井上さんは部屋の有効活用で壁付けを提案してくださったんですが、私は絶対に対面がよくて。
希望通り対面になったんですが、その分リビングダイニングの空間が減ってしまって。そうしたら今度は、井上さんがこのカウンターを提案してくださって。
井上 ここで食事をした後はどこでくつろがれているんですか?
奥様 ソファの取り合いです(笑。ここで寝るとちょうどいいんですよ。それに私達あまりテレビ見ないんです。
田中 見なくなりましたね。この家になって、会話する時間が増えたような気がします。こういう距離で(対面キッチンを挟んで?)作業しながらとか。マンションの時はキッチンと居間が離れてたので、対面キッチンになって目を見て話せるようになりまし
た。
奥様 そうですね(笑。
前は壁付きキッチンで、主人から呼ばれたり子供の様子を見たり何かする度に振り返らないといけなかったから、潜在的にストレスがあったんだと思います。家の外観も、バルブの外壁でいい具合にフラットですごく気に入ってます。この辺ではあまり見ないし。毎日、「この家、私の家よ!洒落とろう!?」って思いながら家に入ります(笑。「今通った人、絶対この家洒落とうって思っとう!!」って(笑。
田中 床暖かな。
奥様 そうですね。床暖房はしておけばよかったかなって思います。
奥様 そうなんですよ。去年は電気カーペットを敷いてたんですが、今年は子供が汚すから出さなかったんですよ。
でも、冷たいって思うことはなかったですね。だけど、床暖房があるともっと良かったかな。
田中 展示場での床暖房の快適さを知ってると、あった方がいいかなって。
奥様 暖房器具だと暖気が上に溜まって足下が……贅沢ですよね(笑。通常の暮らしでは全く問題ないです。それと、私は気になりませんが、子供部屋のクローゼットスペース。
奥行きがなくても出し入れし易いように扉をつけてないんです。
でも、私の母から「どうして扉をつけなかったのか」って来る度に言われるんですよ(笑。
井上 扉がないなんて、世代的に、お母さんからしたらあり得ないんでしょうね。お母さん泊まりに来られるんですか?
奥様 来るんですよ。ちょくちょく(笑。同居プランだった頃は、「もうあんたんちに遊びに行けんくなるね」とか言ってたんですけど、よく来てますね。
井上 やっぱり別棟にして良かったですね。
奥様 仕事で日中家にいないから、気づいたことはあまりないですけど、クーラーがすぐ利きます。風通しもすごくいいし。
奥様 しないんです!会社に行っている9 時から18 時、9 時間はクーラーを点けてないのに、全然モワッとしてないんですよ。
奥様 2012 年10 月27 日の井上さんの誕生日!
引渡しが終った後に、井上さんが「実は今日、私の誕生日なんですよ」って(笑。
どれだけ運命的なつながりなのかって思いました(笑。
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田中 最初に惹かれたのは「人」です。ホームラボの展示場でいろんな人にお会いして、井上さん含めてホームラボの方たちに惹かれました。他の住宅会社は1 社行っただけですが、その時に「売り込もう」っていう姿勢が見えたんです。
でも、ホームラボにはそういうのがなくて「一緒に歩んで一緒に建てていきましょう」っていうスタンスだったので、「良い会社だな」って思って。前の職場のこととかいろんなことが重なった頃で、転職のタイミングとして良いのかなと思って。
奥様 また私が勧めたんですよ。
田中 それもあって(笑。
でも本当に、ホームラボは「人」が良かったっていう印象がずっとあったんです。
田中 社長と面接した後か入社が決まってからか社長のセミナーに行ったんです。そこでもやっぱり売込もうとするのではなく、「一緒に進んでいきましょう。歩み寄って並んでいきましょう」っていう、お客様に寄りう姿勢がすごく良くて。
田中 製造です。
奥様 主人はハードルとかってあまり考えてなかったと思います。
私は、仕事のおつきあいで以前からホームラボさんを知ってたので、ホームラボさんが「良い会社」だってすごく自信を持っていましたし主人が次に勤める会社はずっと続けてほしかったから、ホームラボさんだったらと思って勧めたんです。
前の会社は、規模縮小で会社側から「異動か退職か」って言われて。しかもローンを組んだ後に。それで「どうする!?」ってなった時に井上さんが以前、「仕事に困ったらいつでも言ってくださいね」って、冗談ですけど言ってくれたことを覚えてて、ちょっ
と相談してみようって思ったんです。
井上 しかも、その時ちょうど不動産事業部で社員募集してたんですよね。
奥様 私、ホームラボさんでの営業だったら、主人に絶対向いてるって思って。それで、「絶対向いてるからホームラボさんで頑張ってみたら?」って勧めて。
井上 私がそれを初めて聞いたのは、引渡しが近づいた9 月末頃です。田中さんたちがそんなこと考えているなんて夢にも思っていませんでした(笑。 引渡し前の打ち合わせの日、会ってる時はそんな話全然なかったのに、帰ってから電話がかかってきたん
です。
奥様 もう頼る人は井上さんしかいないから、本当は相談したかったんですけど、これまでさんざんお世話になった上に就職まで世話してくださいって、どれだけ図々しいんだと思って。
井上 自宅の駐車場に車を止めたところで電話があったんですよ。
田中さんからで、すごく緊張して「井上さん実は…」なんて言うから、告白されるかと思いましたよ(笑。
奥様 爆笑
井上 ただならぬ空気だったので「どうしました?」って聞いたら、「実はホームラボに入りたいんです」って言われて。
でも、私、田中さんたちにホームラボの良いとこだけを言ってたかもしれないと思って「ホームラボが良い会社だというのは嘘じゃないけど、大変なこともあります。中に入れば結構いろいろあります」って言ったんです(笑。
田中 でも、ちゃんと「社長に話してみます」っておっしゃってくれました。
井上 ちょうど社員の募集もしてたので、社長は「ありがたいねぇ。うれしいねぇ」って言って。そこからトントン拍子で面談に。
田中 イメージとちょっと違ってました。
結構恐いイメージがあったんですけど。
井上 社長のイメージはほんわかキャラだと思うんですけど…とはいえ、社長ですから常にほんわかはしてられないでしょうけどね(笑)
田中 実際は、とてもフレンドリーな感じで緊張感もいつの間にかなくなってた感じですね。
井上 1 年以上経ったし、今は違うでしょ?
田中 今も変わってないですよ(笑。
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入社されたのはいつですか?
田中 2012 年12 月16 日です。引渡しから2 ヶ月後です。
田中 不動産事業部です。
田中 そういうこだわりはまったくありませんでした。
田中 これまでとは業種職種が全然違いますし、未経験のことばかりで慣れるまでにかなり時間はかかりました。
田中 そうです。土地を見つけてホームラボで建ててもらうっていうのが一番良い着地点だとは思いますね。
井上 実際、お客様の「田中様」から今度は「同僚」になったので、周りから「やりにくいやろうね」ってすごく言われましたね(笑。確かにやりにくかったですけど、仕事ですからそこは切り替えないと。でも、田中さんの後ろに美穂さんの顔が浮かんで、なかなか切り替えが難しかったです(笑。
田中 そうなんですか(笑。
井上 私が勝手に思ってただけですけど、「田中さんの1 件目のご契約は絶対に私が何とかしようって」決めてたんですよね。
田中 本当にありがたかったです。
井上 当時、完成見学会に来て頂いたお客様がお土地を探されていて、たまたま来ていた田中さんに担当してもらうことになったんです。それが田中さんとの初めての仕事です。その仕事では厳しく言うこともありましたね。
たとえば、お客様が車庫入れをすごく心配されてたので、車庫入れのシミュレーションの写真を細かく撮ってきてもらいました。
田中 自分の車で実際にその土地に行って、車を動かしては写真を撮り、切り返しては写真を撮り、車庫入れの一部始終を写真に撮りました。そうやって実証することで「そんなに心配することはないですよ」とお客様にも安心してもらいました。
親身になるってこういう事なのかな。と自分自身も勉強になりました。
井上 なったんですよ!田中さんの記念すべき1 件目ですね!
2013 年1 月にそのお客様と出会って、それから動き始めてご契約頂いたのが4 月です。
田中 そうです。ありがたいです。
田中 ある程度はですね。でも、まだまだです。
井上 新築、不動産とかリフォームとかそれぞれ個別ではなくて全部を合わせた総合提案のできる会社という社長の考えは社員としても素晴らしいなと思います。そこに向かってついていけば明るい未来があるんじゃないかなと(笑)
田中 はい。そう思います。ホームラボを選択して良かったと思います。
田中 大変だと思う時もありますけど楽しいです!
田中 ありませんが、それは分かっていたことなので、これが当たり前と思っています。
田中 帰ったら料理を作って待ってくれてますから。
奥様 私も営業経験があるので、職場で叱られ家でも叱られじゃ、やる気もなくなっちゃいますし。
奥様 「今日どうだった?」って聞きますよ。
田中 話します。でも、失敗したこととかは話しちゃダメだって
最近分かってきたので、そういうのは話しません(笑。
奥様 だからかー!最近良い事しか聞かないから、仕事うまく
いってるんだなって思ってました(笑。
田中 何かあった時は外で気分転換して帰ってます。
奥様 ホームラボで働きだして主人の表情が変わりましたね。
以前は与えられた中でやるだけだったけど、今はお客様との繋がりとか責任があるからなのか、仕事してるって感じで男味が増しましたね。
田中 もっともっと頑張らないといけませんね。
井上 そうですよ。言葉にしてそれを実現させないとね。
田中 来月で33 才です。
井上 伸びしろがめっちゃある!
田中 そう言っていただいて恐縮です(笑。 頑張ります!
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田中 いろんな住宅会社がありますが、展示場でも何でもいいので、まずは行って、見てください。
行動に起こすことが第一だと思います。それと、じかに見るっていうのも大事だと思います。
奥様 見えますね。
田中 それはありますね。
雑誌とかネットだけでは、良い所しかわからないので。
井上 ネットで言うのもなんだけど(笑。
井上 足を運ぼう!と。
田中 そうです!そうです!
奥様 だけど私は、雑誌やネットから出てる暖かみは、実際の会社とリンクしてるとも思います。「媒体の向こうにいるお客様のことを考えながら自分たちの良さをどう伝えるか」を一生懸命考えるその姿勢が、お客様を大切にする度合いとリンクしてて、それが媒体に出てると思います。
井上 今後消費税が上がったりして、誰もが家を建てる時代ではなくなってくる中で家を建てるんですから、そこになんらかのこだわりとか価値観を見つけてもらいたいと思います。ホームラボの注文住宅はでき上がった家だけでなく、できる行程にも価値を
見出せるような住宅会社でありたいと思ってスタッフ一同取り組んでいます。
-会社のHPや広告や雑誌の取材記事を見た時に感じる「何となくいいな」で展示場に行ってみて、そこで「この会社で間違いないな」というハッキリした入り口が見つかればいいですが、「何か違うな」と思いつつも強く営業されて仕方なくその会社に決める
という方もいらっしゃいます。それは不幸なことですよね。
井上 ホームラボは、これまで以上に地域密着というか、地元に根差したいという気持ちを強く持っています。
全国規模の住宅会社さんには出来ない地元の会社だからこそ、わかるというか喜んで頂ける商品開発も行っています。
奥様 ありませんでしたね。最初に出会ったのが、運良くセンスも人も家の特性も全部良い住宅会社だったから他を考えられませんでした。
田中 1 社目がホームラボだったんで、とても幸せでしたね(笑。
井上 もちろん比較も大事ですが、結局比較するものって値段とか仕様とか。
まあ、パンフレットに書いてるから、どうしても比較せざるを得なくなるんですけどね。でも、比較したところで何が分かるのかっていうのもあるし。じゃあどうすればいいのかって聞かれると答えが出てこないんですけど。そこに携わるスタッフさんの想いを聞くことは大切かもしれませんね。
井上 やっぱり正直に言ってくれる会社がいいのかなと思いますね。本当にお客様のことを考えたら、正直に言わないといけないこともありますから。家づくりには…。そういうところも大事だと思います。
奥様 なるほど。その正直さに惹かれたんですね!