2021/04/05
ご無沙汰しております。
設計の西津です
設計とはを意識しすぎて、何を書いたらいいかわからず、今に至ります。
捻っても特に特別なことは何も思い浮かばないので、これまで通りにUPさせて頂きます。すみません…
では、本日の本題です。
先週、鹿児島に行ってきたときのことを紹介させて頂きます。
私が遠出をする時は、見たい建物がある時なのですが、見に行ったのは鹿児島市にある『仙巌園』(島津家別邸)です。
NHK大河ドラマの撮影なんかでも現場として使われたことがある観光地ですが、特に楽しみにしていたのは「御殿」です。
※本当は歴史からご紹介したいところなのですが、すごーく長くなるので、気になる方は調べてみてくださいね♪
つまり簡単に言うと、歴史のある建物、ということです✨
昔の建物なので、伝統的な和室の造りで鴨居や敷居ももちろんあり、今回この建物でワクワクしながら探しのたは、長押を止めている釘を隠すための「釘隠し」でした。
こんな感じのものです。↓↓
実物は手のひらよりも小さく、この後殿では建物全体で11種類の釘隠しが使われおり、一度で全てを探すことができずUターンしました
今でこそ新築の建物の中に長押は出てきませんが、当時は当たり前にあったそれをどう意匠したか、とても強い拘りを感じました。
場所によって釘隠しのデザインも違い、中国の縁起物にあやかった、桃や蝙蝠のデザインも多くありました。
何より殿様の居室(プライベートルーム)は他の部屋や廊下より約3倍お金をかけたとかなんとか…
ホームラボでも当たり前に使用する材料はたくさんありますが、全部じゃなくていいと思うので、
我が家ならではの拘りをぜひ一緒につくりませんか❓