「家」+「庭」で「家庭」となるように、「住まいは庭があってこそ完成する」と言われます。
「庭」は、身近な四季を感じる場であったり、ガーデニングや家庭菜園を愉しむ場であったり、 子どもたちが自然とふれあう場であったり、いろいろな役目を持っています。家族が庭を持つということは、その家族の文化をつくるということでもあるのです。そして、「環境に配慮する」という点においても、「庭」の効果は少なくありません。
私たちが「庭」に求めるものをあらためて整理してみると、大きく2 つに分けることができます。
ひとつは、「四季を感じる場」「子どもの遊び場」「ガーデニング」「家庭菜園」などといった、「たのしむ場所」としての庭。
もうひとつは、「駐輪や駐車」「物置」「隣家との境界」「風除け・日除け」などといった、いわゆる「外構」として、「実用的な価値を持つ場所」としての庭。そのどちらもが相まって、暮らしをより豊かに、便利にしてくれるわけです。
また、庭は、いちばん身近な自然でもあります。四季の草花や樹木、野菜や果実、虫たちが生きる小さな自然は、子どもたちの感受性もより豊かに育んでくれるはずです。
枯山水が風情ある趣を醸し出す日本庭園。バラをはじめ、四季の花々が咲き誇るイングリッシュガーデン。
芝生の緑が目に鮮やかなグラスガーデン。池のまわりに梅、桃、桜、紅葉などを配した、野趣あふれる庭。
モダンな建築の中心に設けたミニマムなガーデンテラス・・・。ひとくちに「庭」といっても、さまざまなタイプの庭があり、それぞれの庭のスタイルは、そこに住まう人それぞれのライフスタイルを反映しています。
ホームラボの「緑の設計」は、そのひとつひとつがオーダーメイドのプランです。敷地の条件やライフスタイルに応じて、満足いただけるプランをご提案します。
どんな庭にも、そこにふさわしいデザインがあります。
庭での出来事や楽しみは、そこに輝く花々や植物、虫たちの生命に彩られて、五感の記憶として育まれていきます。
とくに子どもたちにとっては、花や木々のある庭も含めたぜんぶが「実家」であり、「原風景」となって、「ふるさと」の思い出になってゆくのです。
「ホームラボの庭」は、「ファミリーガーデン」というコンセプトのもと、気楽に管理ができて、四季に映える庭にしました。
[特徴]
・庭全体を見渡せる
・庭の入口のアーチにからませた「バラの香り」でお出迎え
・アプローチを歩きながら広々とした感覚が得られる
・芝生により太陽光の照り返しを防ぐ
・趣味や実用のコーナーとしての菜園・花壇ゾーン
・季節感を感じられる植栽、果実、落葉樹などウッドデッキ(多目的ゾーン)は、読書、お茶、バーベキューなどを楽しむためのカウンターを設け、子どもたちを見守る場所としての役割も果たしながら、庭の景観も楽しめる。