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Vol.3
家づくりを通じて、「生活の目標」や「理想的なライフスタイル」など、お互いのいろんな考えや思いを話すことができました。
福岡県直方市K様邸(2011年2月完成)
ご主人 家づくりのきっかけは、子どもが2 人いるんですけど、上のお兄ちゃんが小学校に上がるまでには家を建てたいなって話をしてたんです。
あるとき「まだ先かもしれないけど、ちょっと勉強に住宅展示場に行ってみよう」ということになって買物も兼ねて福岡の住宅展示場に行ったんですね。
そこで営業さんの話にのせられたというか、展示場でいろんな素敵な家を見てるうちに盛り上がってしまって(笑)。
子どもはまだ小学校にはだいぶ間があるんですけど「もう、建てていいんじゃないか」と(笑)。
ご主人 それから住宅雑誌とか読むようになって、ホームラボさんも見つけてたんですけど、久留米って遠いですし、最初はぜんぜん考えてなかったんです。
そのうち、たまたまうちの妻が久留米の友だちのところに遊びに行く機会があって、「そう言えばホームラボは久留米だったな」と思い出しまして、妻を送
って行くついでに僕が展示場に行ってみることにしたんですね。営業の方とお話しさせてもらったりして、展示場でも「いいな」という印象を受けてたんですけど、そのときに「完成見学会」の案内をもらったんですよ。北九州市の若松区のお宅だったと思いますが、そこのお宅を見せてもらって、その家がすごく良くてですね。
「もう、ここにしよう!」と。わりと「即決」に近かったですね。 その後もホームラボさんの見学会には何ヶ所か行かせてもらったんですけど、行くたびに「絶対ホームラボがいい」って思って。だから、他社は最初に行った展示場で何社か見たぐらいで、それ以外は見てないんですよね。最初にホームラボの展示場に行った時はアポもとらずに「ちょっと見せてください」っていきなり行ったんです。
そのときに出てきてくれたのが僕らを担当してくださった営業の方でした。親切に説明して頂いたんですが、ぜんぜん営業もされなくて、完成見学会のご案内を頂いただけで、その後しばらく何の連絡も来なかったですね。「ひやかし」と思われてたかもしれないですけど(笑)。
かえってそこが良かったのかもしれないですね。最初に行った福岡の住宅展示場では、けっこうしつこく営業に来られる方がいてちょっとうんざりしてるところもあったんですけど、ホームラボさんは、ガツガツ営業されないところがかえって良かった面もありましたね。
ご主人 いちばんの決め手は、ホームラボの家の「雰囲気」ですね。「デザイン」とか。
あと、「高気密・高断熱」は条件としてあったのでそこですかね。「高気密・高断熱」については、言葉は聞いたことがあったんですけど、それまで意識したことはなかったんです。最初に行った展示場で説明してもらってるうちに、だんだん興味を持つようになりました。
けっこう暑い日に行ったんですけど、外の暑さにくらべて、家の中の快適さが印象的でしたね。
ペアガラスを触らせてもらったりして、外から触った感じと中から触った感じのガラスの熱の伝わり方がぜんぜん違って、「すごいんだな」と思って。
そこでけっこう「高気密・高断熱」の話を聞いて、その後も何社かまわってるうちに「高気密・高断熱」を意識するようになってましたね。ホームラボさんは「高気密・高断熱」でもあるし、何よりもホームラボさんの建てている家の「雰囲気」が、僕たちがイメージしているものにいちばん合っているのかな、と。そこが決め手でしたよね。
担当していただいた営業の方の印象もすごく良くて。ガツガツ営業されないというのと、それ以後長く付き合ってみての僕の感覚で、よくもわるくも大雑把というか、ざっくりしてる印象なんですよね(笑)。失礼かもしれないですけど(笑)。初めて会ったときも気取った感じもなくて、知り合いのおじさんみたいな感じで話しも聞いてもらえてですね。僕もあんまり細かいのは好きではないので、そんな雰囲気が良かったのかなあと思いますね。ざっとした感じが(笑)。
実際にお話を進めていくようになって、工務の井手本さんやインテリアコーディネーターの生野さんとか、何度かお話しさせて頂くことがありましたが、みなさんほんとに感じのいい方でした。
打ち合わせもけっこうありましたけど、楽しんでやりましたね。最終の打ち合わせは、ほんとまる一日で、「こんなところまで」っていうのはありましたね。
次の日ぐったりっていう感じでしたけど、充実してましたよ。
ご主人 「ホームラボさんにしよう」とずっと思ってたんですけど、自分たちのプランを進めていく中で参考にしようということもあって、見学会に10 ヶ所近く行ったんですよ。「どんな家があるのかな」って。
いちばん最初にホームラボに決めるきっかけになった若松の家もそうだったんですが、杉の「うづくり」加工をした床材を使われてるお宅がけっこうあったんです。「これは気持ちいいな」と思って、「床は絶対、杉のうづくりにしよう」と決めてましたね。それ以外にも、ホームラボさんの見学会で吸収した自分たちが「いいな」と思ったところを、ぜんぶ反映させたプランにできたかなと思いますよ。プランは、ほとんど最初にいただいた通りですね。ちょこっと修正してるぐらいですかね。
最初に、「吹き抜けが欲しい」とか、「1 階は広いスペースにしたい」とか、これは妻の要望ですけど、「キッチンは対面式がいい」とか妻の実家が芝生の庭で、子どもたちが元気に喜んで走りまわってたんで、「芝生の庭が欲しい」とか、ある程度こっちの希望点を伝えてプランを考えてもらいました。自分でも、自分なりに「どういう家がいいかな」って考えていたんですけど、ホームラボさんが出してこられたプランがすごく良かったんです。自分が考えていたものを上回るプランを出して頂いたというのは、やっぱり、うちの家族のことをより考えて頂いてのことだったと思います。
もちろん、プロの方の仕事なんで、こっちが及ばないことまで考えられるのは当然というのはあるんでしょうけど、それでもやっぱり、すごい素敵な家を提案してもらったなとは思ってますね。最初プランをもらったときに「すごい!」と思ったわけじゃないんですけど、自分なりにケチつけようと思っても、結局、そうしてしまうとどっかでほころびが出るんです。
「家族の構成」であったり、「家自体の使い方」であったり、いろんな点を含めて、ホームラボさんに考えてもらったプランがいちばん良かったと思います。
2月に入居したんですが、まだけっこう寒かったので、「高気密・高断熱」の家の「冬のあたたかさ」っていう性能は、十分に感じられましたね。アパートのときは、外から帰ってくると、家の中も外と変わらないぐらい寒かったんです。
朝起きるのも、すごくおっくうな感じだったですね。
ホームラボさんに家を建ててもらって、ここで生活するようになって、外から家に入ってきたときはぜんぜん違いますし、朝、布団から出るのがぜんぜん苦じゃなくなりましたね。
家を建てたら人を呼びたくなって、友だちもたくさん来てくれましたけど、評判すごくいいです、やっぱり。僕も「この家はいい」って自信を持ってるので(笑)。
ご主人 「家族の幸せ」と「家づくり」の関係でいくと、「どういう家がいいか」っていう話をする中で、妻とはそれまで以上にいろんな話をすることができたのかなと思います。
「家」というものを通じて、「生活の目標」とか「理想的なライフスタイル」とか、子どももいるんで「こうした方がいいよね」とか、いろんな考えをお互いに話すことができましたね。
子どもがもうちょっと大きかったら、子どもも交えて、みんなでどんな家にしたいか話したりして、もっと楽しかったのかもしれないですね。
妻とちょっとぶつかったのは、「ダイニングテーブルを置くかどうか」というところで。僕は、スペースとられて狭くなりそうでいやだって言ってたんですけど。もともと、妻の実家はダイニングテーブルで食事する、僕の実家は座卓で食事するっていう環境だったんで、僕は要らないって言ってたんですけど。
これは、妻のたっての希望で「絶対置いてほしい」と。で、実際置いてみて僕も「よかったな」と(笑)。
実は、最初に「展示場を見に行ってみよう」って言い出したのは、妻なんですよ。
僕は「まだいいんじゃない」って言ってたんですけど行って盛り上がってしまったのは僕の方で(笑)。逆に妻が「ちょっと急ぎすぎなんじゃない!?」みたいな感じではありましたけど(笑)。
奥様 ちょうどその頃、姉の友だちが家を建てることになって、「後悔しないために、いろいろ調べた方がいいよ」ってアドバイスをもらってたんです。だから、「家を建てるための下準備」というか、とりあえずどんなふうなのか見に行くだけ行ってみて、「どれぐらいお金がかかるのか」とか、そういうことから調べておこうと。わたしは長期的な考えだったんですよ。何年か先のことを考えて、「とりあえず展示場に行ってみよう」って。それで一緒に出かけてみたら、わたしが「どうしよう」って戸惑うぐらい、すごい盛り上がってしまって(笑)。
最初のモデルハウスで受けた説明が「今、金利が低いです。住宅ローン減税もあります。買い時です」とかなんとかセールストークがうまくてですね(笑)。ほんと、乗せられやすくて(笑)。